都内の某大学生のブログ。専門の進学先も何とか内定し、ここからが勝負という感じです。気軽にコメント下さい!!
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【環境問題】地球温暖化は身近に
暑かった!東京・大阪
8月の27日までの月間平均気温(24時間、27日間すべての平均気温)は、東京で29.5℃(平年+3.3℃)、大阪で30.1度(平年+3.7度)だったことが、気象庁などの調査で明らかになった。東京の記録は、観測史上最高。
東京では、16日夜から17日朝まで、一度も気温が30度を切らない「猛暑夜」を観測史上はじめて観測。同時期の東京の最低気温平年値が26・8度であることを考えると異常な数値だ。


今年4月に発表された、IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)報告書。この報告書は、世界中の科学者が集結して、これまでの地球の気候変動や環境破壊の現状、さらには地球の環境が将来どのようになっていくかを、科学的根拠に基づいてまとめたものである。今回の報告書は、人類に大きなインパクトを与えることになった。それは、報告書の中の次のような一節である。
『Global atmospheric concentrations of carbon dioxide,methane and nitrous oxide have increased markedly as a result of human activities since 1750,…(一部省略)….The global increases in carbon dioxide concentration are due primarily to fossil fuel use and land use change,….』(『A report of Working Group Ⅰ of the IPCC Summary for Policymakers』より抜粋)

この報告書以前、世界の如何なる国際機関や政府関係機関が出した報告書や統計の中で、「大気中のCO2濃度の変化は人為的なもの」と結論付けたものはなかった。それが、今年4月のIPCC報告書の中で、ついに結論付けられたのだ。
これまで「あくまで昨今の二酸化炭素濃度の増減は、地球の環境の自然的変化周期の範囲内」などと、現実逃避を続けてきた一部の科学者や政治家たちを一撃で黙らせた。
もはや、人類は、この問題と真剣に真っ向から向き合わなければならない段階に来ているということだろう。
下のグラフは、最近200年間程度の大気中のCO2、NOx、それにメタンの濃度変化のグラフである。
どこからどう見ても、自然の周期の一部などとは考えられない。

http://blog-imgs-17.fc2.com/8/9/0/890212/20070829170010.jpg

また、最近だと、「二酸化炭素以外にも、もっと強い温室効果ガスはあるのに、二酸化炭素だけがクローズアップされるのはおかしい」とか、「窒素酸化物は、二酸化炭素の数十倍温室効果が強い。そんなガスが火山活動など自然の中でたくさん排出されているのに、二酸化炭素だけを問題視するのはおかしい」などという声も聞こえてくる。
そんなこと言ってる科学者というのは、高校で習う化学が分かっていない。上のグラフを注意深く見てみると、二酸化炭素の濃度の単位はppm(parts per million)、それに対して窒素酸化物やメタンの濃度の単位はppb(parts per billion)であることが分かる。すなわち、単純計算でも、二酸化炭素の濃度はその他の温室効果ガスの濃度の1000倍であることになる。もっとも強い温室効果ガスと言われているメタンや窒素酸化物でも、せいぜい二酸化炭素の数十倍の温室効果しか持たない。そこで、濃度と強度の積をとって影響力を評価すると、二酸化炭素の温室効果は、そのほかの温室効果ガスの数十倍にはなることになる。
こんなことは、高校生でも感覚的に分かることである。
よって、「他の温室効果ガスの方が…」などという主張も単なる逃げにしかならない。

なお、こういうように大都市で高温が記録されるのは、ヒートアイランド現象の影響であり、温暖化ではないという科学者も多いようであるが、これに対してはIPCC報告書が次のように言っている。
『Urban heat island effects are real but local,and have a negligible influence(less than 0.006℃ per decade over land and zero over the oceans)on these values.』
これはもっともな見解であって、ヒートアイランド現象は、地球の表面積の7割程度を占める海上では起こりえず、そこまで大きな影響を地球環境に与える可能性はないということである。

これだけ身の回りで異常気象が起きつつある中で、もうそろそろ素直に自分たちの過失を認めるべきではないだろうか。
特に、政治家、そして産業界の人々にはそこのところをよく考えてもらいたい。
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